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昭和61年に開店しました「柿えくぼ」のお店、錦の里 清流庵のページです。
長年のご愛顧に感謝を申し上げますとともに、さらなるお引き立ての程をよろしくお願い申し上げます。店主敬白

ならの味~柿えくぼ

風味豊かな干柿のなかに、くるみ、ゆず皮、あんず、干ぶどう、栗などを芯にして堅く巻いた自然派の創作和菓子です。

清流庵の店暦

  1. 明治20年代、初代の中川楢吉が添上郡櫟本町市場馬出し中之町(現在地)にて、「丹波市屋」の屋号で果樹園(みかん)、乾物(椎茸、高野豆腐、ぜんまい)、素麺等の卸小売業を開始。
  2. 大正年間、2代目中川亀治郎が冠婚葬祭業、荒物商を始め、昭和30年頃まで営む。
  3. 昭和時代、3代目中川秀治が昭和25年シベリヤの抑留生活から帰国後、主に建築資材(左官材料、建築金物)と荒物を取り扱い業務とする。
  4. 昭和61年(1986年)10月から4代目中川慧照(現当主)と妻弘子の2人3脚で、奈良市菩提山正暦寺(真言宗)境内においてご参拝者の記念品(お土産)の販売をお寺の協力により開始する。
  5. 昭和63年「柿えくぼ」誕生。中小企業家同友会の全国研修会での講演(取次業から開発業を目指して)を聞いて、奈良らしい無添加の自然菓子、干柿とくるみによる「柿えくぼ」を夫婦で作る。命名は正暦寺住職の大原弘信氏。
  6. 平成2年、髙島屋東京店の第11回味百選に出展。連続27年出展(平成29)
  7. 「奈良大和路の物産展」で北海道から九州の百貨店で出展、PRをする。現在は髙島屋の味百選(東京店、横浜店、京都店、新宿店、柏店)に出展。

清流庵フォト

市場「馬出し」の町並みにある 築110年の古民家が本店です。
上街道(上ツ道)と高瀬街道の交わったところで古くから市場が開かれ、商業の活発だったことから「市場」という小字名がついています。上街道から東方へ高瀬街道に沿ってのびた部分を「馬出し」と呼び、主に大和高原(福住方面)から薪炭を乗せて下り、この地で荷をおろし、帰りに食料品や日用品を買って帰る人馬で賑わったところです。
また、荷を運ぶ馬をつないだ「馬つなぎ」の遺構も残されており、昔は流通の中継地として栄えたところです。

店内2

店内

正暦寺の不動明王
絵/カナダ人画家 Arina Baranovaさん


絵/カナダ人画家 Arina Baranovaさん

本店の西にある「馬つなぎ」(復元)
岡本邸

絵/画家 榎森彰子さん

店内1

店内

店内3

店内


絵/カナダ人画家 Arina Baranovaさん

「馬出し」の町並み案内板
国道169号線沿い 天理市設置